【新】ズーム全域開放F値4の世界最小・最軽量なSELP1020G パワーズームが光る

という事？で、おニューなレンズを個別にご紹介して参りたいと思います。トップバッターはSELP1020G！
SELPという事でパワーズーム搭載モデルとなります。Vlogだけでなく有効な機能ですね。

APS-Cで10-20㎜という事は35㎜換算で15-30㎜って言う事ですからワイドじゃいっちゃん使う所。
1㎜で画角はかなり違ってきますのでね。ぜひワイドナショーを楽しんでいただきたいと思います。

結局の所、ワイドレンズっちゃー寄ってなんぼですヨ。後は広く映るだけです。
寄る事によるワイドレンズならではのパースペクティブを楽しんでもらうが至高です。

いつの頃からかワイドレンズでボケを出すという文化が生まれてきましたよね。
私の記憶ではまさにポートレートスタートだったように思います。
昔はポートレート撮影と言えばモデルさん1人に対して撮影者大勢という構成が主でしたが、
撮影者が少人数、なんならタイマン（個人撮影）に主戦場が移ってきた感があります。

いうまでもなく大勢の撮影者による撮影会でワイドレンズでは他の撮影者も写っちゃう。
モデルさんのポーズ等も自由度がありませんし「ぼくちんだけを見つめてほしい」的なカットは厳しい。

個人撮影ならモデルさんOKの範囲内でかなり接近しての撮影が可能だし、、
結果、ならワイドレンズでもバックにボケが出せるよね、、という事で。

もっと言えば右目にピント、左目はボカすみたいなこともできますよね。

余談ですが撮影者大勢の撮影会ってよーく揉め事が起こってましたよね。まぁ活気があって良いけども。

SELP1020Gの作例を見て頂いても人物だけでなく手前にあるモノの強調がなされていると思います。
ワイドレンズなので元々被写界深度が深い訳ですから手前にポイント（主役）が無いと印象が弱い。

 

☆小型であり公描写な1本

APS-C用ワイドズームなら先輩にSEL1018がございます。α初期から貢献しているレンズです。
ちなみにSEL1018はOSSなのでレンズ内手振れ補正内蔵です。おニューなSELP1020Gはボディ内で。

現在はカメラ側に立派な手振れ補正機能が搭載されていますのでそれで結構です。
上記のレンズ同士で比較しても重さは約20％軽くなっております。

描写力の向上はMTF比較なら一目瞭然です。

SELP1020GのMTF

SEL1018のMTF

曲線を比較すれば画面周辺部、ワイドレンズの泣き所の画質がぐっと向上しているのがわかります。
まぁそれはそうです。SEL1018は2012年11月の発売。もう10年も経過しているのですからね。

●35mm判換算焦点距離：15-30mm
●レンズ構成：8群11枚
●最短撮影距離：0.2m（AF時）/0.13-0.17m（MF時）
●最大撮影倍率：0.14倍（AF時）/0.18倍（MF時）
●フィルター径：62mm
●大きさ：最大径 69.8mm×長さ 55mm
●質量：約178g

 

>SEL1018とおニューSEL1020Gのスペック詳細比較はコチラで

■静止画にも動画にも適した高いAF性能
フォーカス群はリニアモーター2基搭載しており、高速かつ静粛、振動を抑えたフォーカス駆動が可能。

早さも重要なファクター。αのトラッキング能力を生かすにはレンズがそれに応える必要があります。

こういう撮影をする訳ですからねぇ。

まぁデザインも良いですよねぇ。

先日発売となったSELP1635Gもそうですが、むかしのそれらと比較すればパワーズームの出来は上々。
ズーミングぐらい自分でやらねばちょうど良い所で止まらないよっ！というのは平成のお話。

逆に滑らかなズーミングは動画撮影に威力を発揮します。まぁ静止画では特に。。って気もします。

web上でもソニーがきちんとしたEVFを搭載した立派なAPS-C機待望論がございます。私も同じ想い。
別にフルサイズじゃなきゃダメな理由って実は相当限られているというのが本音。

特にAPS-C機でフルサイズのレンズを使うというのは光学の良い所取りとも言えます。

このレンズ群発売を機に、ソニーとしてはちょっと弱めなAPS-Cゾーンを踏ん張ってほしいと思います。

よろしくお願いいたしますー

 

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